広大な物流倉庫の内部
神戸市西区 / 物流倉庫

広すぎる倉庫の猛暑対策。
「ゾーニング」と「リース」で
コストと快適性を両立した事例

ご相談の背景と課題

神戸市西区にある物流倉庫様からの緊急のご相談でした。
「1階部分がとにかく暑くて、どうしようもない。従業員の体調が心配だ」という切実なお悩みです。


現地調査に伺うと、トタン屋根で断熱材が全く施工されていない古い構造。さらに区画が非常に広く、人が作業するエリアと、物だけを置く倉庫エリアが混在していました。
この広大な空間全体を冷やすことは、設備的にもランニングコスト的にも現実的ではありませんでした。

断熱されていない古いトタン屋根の構造
お客様
神戸市西区 物流倉庫 様
課題
・断熱なしのトタン屋根で室温が危険なレベル
・空間が広すぎて全館空調はコスト的に不可能
解決策
・ビニールカーテンによる作業エリアの区画化(ゾーニング)
・初期費用を抑える「リース契約」での導入

コストに寄り添う「ゾーニング」の提案

必要な場所だけを冷やす

「全体を冷やすのが無理なら、人がいる場所だけ冷やしましょう」
私たちが提案したのは、簡易の壁を建てる工事ではなく、可動式のビニールカーテンによる空間の仕切りです。


  • 建築工事不要で、圧倒的な低コスト
  • フォークリフト等の出入り時はカーテンを開閉可能
  • 冷房効率が劇的に向上

作業エリアだけをコンパクトに区切ることで、現実的な容量のエアコンで十分に涼しい環境を作ることができました。

ビニールカーテンで仕切られた倉庫内の作業エリア

特約代理店ならではの「導入方法」

環境改善はしたいけれど、突発的な大きな出費は避けたい。
そこで、ダイキン特約代理店である弊社だからこそ可能な3つの導入プランをご提示しました。

現金一括
買い取り
サブスク
(定額利用)
リース契約
(今回採用)

なぜ「リース」が選ばれたのか?

今回は初期投資をぐっと抑えられる「リース契約」をご採用いただきました。お客様にとって、単なる支払い方法以上のメリットがあったからです。

  • 初期投資ゼロ: まとまった現金が出ていかず、手元資金(キャッシュ)を残せる。
  • 安心の保証込み: リース期間中は修理費や保証が含まれるため、突発的な出費がない。
  • 経費処理: 毎月のリース料として全額経費計上が可能。

導入後の成果

現場と経営、両方からの「喜びの声」

工事完了後、お客様からは「ダブルで嬉しい」というお言葉をいただきました。


一つは、現場の従業員様からの「涼しくなって作業が楽になった」という喜び。
もう一つは、経営者様からの「コストを抑えて、しかもキャッシュフローを圧迫せずに導入できた」という安心感です。


ただエアコンを売るのではなく、ビニールカーテンという「現場の工夫」と、リースという「経営の工夫」。この両輪でお客様の課題を解決できた事例となりました。

快適な環境で笑顔で働く倉庫の作業員たち

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