神戸市西区にある物流倉庫様からの緊急のご相談でした。
「1階部分がとにかく暑くて、どうしようもない。従業員の体調が心配だ」という切実なお悩みです。
現地調査に伺うと、トタン屋根で断熱材が全く施工されていない古い構造。さらに区画が非常に広く、人が作業するエリアと、物だけを置く倉庫エリアが混在していました。
この広大な空間全体を冷やすことは、設備的にもランニングコスト的にも現実的ではありませんでした。
「全体を冷やすのが無理なら、人がいる場所だけ冷やしましょう」
私たちが提案したのは、簡易の壁を建てる工事ではなく、可動式のビニールカーテンによる空間の仕切りです。
作業エリアだけをコンパクトに区切ることで、現実的な容量のエアコンで十分に涼しい環境を作ることができました。
環境改善はしたいけれど、突発的な大きな出費は避けたい。
そこで、ダイキン特約代理店である弊社だからこそ可能な3つの導入プランをご提示しました。
今回は初期投資をぐっと抑えられる「リース契約」をご採用いただきました。お客様にとって、単なる支払い方法以上のメリットがあったからです。
工事完了後、お客様からは「ダブルで嬉しい」というお言葉をいただきました。
一つは、現場の従業員様からの「涼しくなって作業が楽になった」という喜び。
もう一つは、経営者様からの「コストを抑えて、しかもキャッシュフローを圧迫せずに導入できた」という安心感です。
ただエアコンを売るのではなく、ビニールカーテンという「現場の工夫」と、リースという「経営の工夫」。この両輪でお客様の課題を解決できた事例となりました。